ファーレ立川での展覧会記録誌ができました。
昨年(2022年)10月、東京都立川市のファーレ立川にて開催された「複号の彫刻家たち展」の記録誌が出来上がりました。諸事情あって一年かかってしまいました。リンクからPDF版をご覧になれます。 複号の彫刻家たち展・ファーレ立川_記録誌(WEB版)
「± 複号の彫刻家たち展」は、彫刻家の松田重仁さんの発案で始めた企画展プロジェクトです。 「彫刻」と「工芸」という従来的なジャンル分けに収まらない造形、アーティストたちに焦点をあて紹介してゆきます。 「複号」とは、併せ持つという意味の「複合」ではなく、「足す、加える」「減らす、削る」という彫刻の行為そのものを示します。 「足す、加える」は「+」。塑像に代表される足すことで生み出され表現です。 「減らす、削る」は「-」。素材から彫り出す創作を意味します。 合わせて一文字の記号で表し「±」。 「複号」とは彫刻本来の原点です。 本展 は2017 年の第1 回展を皮切りに、2022年(秋)のファーレ立川(東京)における展示まで、計5回を開催(終了)しております。